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驚き 2

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お久しぶりです、覚えていますよ!


と言われて、えっ……そんなはずはない、と思う。


私はかなり記憶力のいいほうで、もちろん、ときにはひとが覚えていて私の忘れていることだってあるとは言え、この瞑想センターのことはとても鮮明に覚えていた。


いやいやいや、別の時期に会った別のえりこさんじゃないですかね?と一瞬思うも、私が訪れたのはたしかに2014年の暮れだった、ということに思い当たる。


……えーーー?

あそこで会った日本人男性は、ひとりしかいなかったけど。

テーラワーダのお坊さんは、いなかったけど。


すると、「あのころは髭を生やしていました」との返信があり、ああ、それではあのときの彼なのか、とやっと腑に落ちる。



だけど、だけど、8年ですよ絵文字

いろんな意味で、びっくりする。


まるで数ヶ月前に行ったかのように鮮明な記憶があるのに、8年経っていることにも驚くし、


8年前に旅先で言葉を交わしただけのひとと、Twitterでふたたび繋がるということにも、


彼がなぜか私を8年前に会った人物だと認識できたということも、


彼が日本語でアシン・テジャニヤの言葉を日本に紹介する人になっていたことも、びっくり!



10年に渡る尼僧生活から数年前に還俗して、いまはスリランカでインターナショナル・スクールの英語教師をしているケーマに、ねぇ、シュエウーミン瞑想センターで会った日本人と、Twitterで再会したよ、とワッツアプでメッセージを送った。

(ケーマ、とは出家していたときの法名だけど、いまでもそう呼んでいる)


8年も経っているなんて、信じられない、という話から、思い出話になり、彼女が、


「いまではミャンマーも、簡単には行けない国になってしまったわ。

あのとき行くことができて、あなたも私も、運が良かったのよ」


と言った。


ミャンマーは、彼女が得度してから数年間、住まっていた国だから、国情の変化に対する感慨は、私とは比べものにならないだろう。



ケーマとは、私が帰国して以来、たまにメッセージで連絡を取り合っていたけれど、近々オンラインで会いましょうよ、と彼女が言い出し、翌日の昨日、ビデオチャットで近況報告をし合った。


「元気そう!」と私が言うと、「俗世間の暮らしに飽きて疲れている」らしい彼女は、「ふぅん、そう?まぁ、さっきエクササイズしたからね、きっと」と釈然としない様子。


しかし、元気そうだった。

彼女は初めて会った12年前から、ほとんど変わっていないように見える。

まあ、いまでは、髪があり、僧衣ではない、ふつうの服を着てはいるが。



私は奇跡講座の道を歩いているが、ヨガや仏教瞑想を通して知り合った人びとが世界各地にいて、頻繁には会うことも話すこともないながら、このように、どこかでその人その人の魂の探求の道を歩んでいるのを見るのは、いいものだ。


折々に彼らと連絡を取り合うと、とても「懐かしい」気持ちになる。


長らく会っていないから懐かしい、のではない、何か、もっと深いところからくる「懐かしさ」だ。


歩いている道は違えど、同じところに向かって歩いている、とお互いにわかっている、という懐かしさだ。


やがては私の知覚のなかで、すべてのひとに、この同じ懐かしさを感じることになるだろう。



Twitterの再会は、ギフトだったな。

彼の歩む道のその後を知ることができて、良かった。


ふしぎなことではあるけれど、もとより私の人生はふしぎ要素がちょい多めだし、ちょっとびっくりしたけど、まあ、こういうこともあるよね〜、と思う。


最後に、アシン・テジャニヤの紹介をしている、彼のブログ記事を貼っておく。


アシン・テジャニヤはとても良い教師なので、彼の献身によってたくさんの日本人瞑想者が恩恵に被ると思う。




ブログ「ミャンマーの

シュエウーミン瞑想センターより」


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